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 Diary 2002・3月1日(FRI.)

消えた
4千円の謎

時間はいつだって
足りない

 可能涼介からの電話で起こされる。可能は、雑誌「重力」から抜けたこと、雑誌「早稲田文学」の大西巨人特集に載せる原稿の構想、などを語る。私は寝起きのボーっとした頭で、適当な相槌をうつ。まだ寝たかったが、無理矢理起きて、洗濯をする。洗濯機を回している間に昨日分の日記を書き、書き終わると同時に洗濯が出来上がったので、それを干す。昨日の余韻もあってか、サブちゃんのテープを聴きながら、干す。『風雪ながれ旅』なんぞを口ずさみながら。その後は、溜まりまくっていたシャツのアイロンかけをする。さすがに、ちょっと演歌にも飽きたので、スヌープの『ラストミール』なんぞを聞きながら、アイロンをかける。かけまくる。

 気が付けば、店に行くまでもうあまり時間がない。何をするか書をするか。ううむ、本当は書をしなくてはならない。この 1 週間は忙しくて、ほとんど筆を握っていないからだ。しかし、先日行われた「ソウルチェンバー鼎談」の原稿もまとめなくてはならない。部屋の片づけもしなくてはならないし、買い物にもいかねばならない。ああ!

 そういえば、確定申告のまとめもしなくてはならない! 店のことでも、あれとこれと…と考えているうちに全てが嫌になって、結局読書に逃避することにした。もう、ずいぶん前から読みかけの『死の病原体プリオン』リチャード・ローズ著(草思社)を、読む。めっちゃ面白い。やはり読書は逃避にかぎる。ふはははは。あ、店に行かなきゃ。

 そして店に行って働いたのでした。

小川顕太郎 Original:2002-Mar-2;