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 Diary 2002・6月2日(SUN.)

そういえば

 日曜日だというのに暇だった。またしても、日記を書くネタがない。さて、どうするか。とりあえず、本日来店してくれたお客さんを思い浮かべ、定型通り書いていくことにする。ヤマネくん来店。オイシン来店。……。あ、そうだ。書くことがあったんだった。実をいうと、オイシンは先月の 23 日をもって、オパール道場を卒業したのであった。

 オパール道場を卒業? オイシンはオパール道場を破門になったんじゃあ、なかったのか? と疑問を持たれる方もいることでしょう。しかし、それはネット上での話。現実のオイシンは、ネット上での破門後も、ひっそりとリアルオパールで修行を続けていたのであった。

 そもそもオイシンのオパール道場での修行期間は、1 年間と決められていた。1 年間欠かさずにオパールに通う、ということを条件に、入門を許したのだ。ところが、1 年が過ぎても、ちっとも、まったく、全然、断固として、強情なまでに、泰然自若として、修行の成果が出ない。私の頭の中には、何度も「下愚は移らず」という言葉が鳴り響いた。とはいえ、そのまま放り出す訳にもいかず、本人もまだまだやる気を見せるもんだから、ズルズルと 2 年が過ぎてしまった。

 しかし、さすがに 2 年を過ぎると、ちょっと長い。もちろん、修行というものに終わりはない訳だが、こちらとてそうそういつまでもオイシンの面倒は見ていられない。オイシンにしても、そう悠長に修行に興じている訳にはいかない。なんといっても、オイシンももう 25 歳をまわったのだ。ちゃんと働かなくてはならない。

 という訳で、オイシンはいちおうオパール道場を卒業。卒業旅行として 1 週間のイギリス滞在。で、お客として本日来店。となったわけだ。

 それにしても…あのイギリス滞在記のお粗末さ! 私はパソコンの前で、実質上オイシンの卒業論文にあたるイギリス滞在記を読みながら、昔からの格言の正しさを、しみじみと感じたのであった。下愚は移らず、もとい、馬鹿は死ななきゃなおらない。オイシン、これからも頑張って下さい。

小川顕太郎 Original:2002-Jun-4;