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 Diary 2002・7月25日(THU.)

どつぼにはまるとき

 明日 26 日で、とうとうここのサイトも、という事はこの日記も、3 周年を迎えた。3 年間も毎日、日記と称して駄文を連ねていると、さすがにある種のコツのようなものが分かってきて、書くのが楽になる。とかいうのだったら、いいのになあー。はっきり言って、ちっとも楽にならない! 苦しみは増すばかりだ。というのも大袈裟で、楽な時もあり苦しい時もあり、というのが実態なのだが、まあ、最近は苦しい時の方が多い。

 が、3 年間も書き続けていると、分かることもある。それは、今日は楽に書けそうだ、とか、今日は悲惨なことになりそうだ、という事が、だいたい前もって分かるようになるのだ。

 楽に書けそうだな、と感じる時は、ほんとに 30 分ぐらいでチャッチャと書ける。何も感じない時は、だいたい 1 時間〜 2 時間くらい。そして問題の、悲惨なことになりそうな予感がする時、これはもう、ほんとに悲惨なのだ。最近はずっと悲惨なことになり続けていたのだが、典型的なのは昨日 24 日の日記『テロルの系譜』。これは悲惨だった。

 24 日水曜日は、書くような事が何もなかった。家に帰ってからしばらく考えたのだが、何も書くことがない。で、イヤーな予感がヒシヒシと迫ってきて、とりあえずその日は寝た。

 次の 25 日木曜日。家の片付けなどをしながら、ずっと考えていたのだが、何にも浮かばない。やばい、これはどつぼにはまる! という予感だけが頭の中を満たす。夜になり、とうとうもう書かなければならない事になった。パソコンの前に座って 2 時間、書いては消し、消しては書いて、それでもいっこうにまとまらなくて、悶々と過ごす。だいたい、こんな事をやっている時間はないのだ。やらなくてはならない事が山積みなのに、という気持ちがよけいに焦燥感を駆り立てる。ついに自棄になって、最近読んだマンガ『テロルの系譜』について書き始める。しかし、こんなものは無理矢理なのだ。私は特にこのマンガに感銘を受けた訳でもないし、書きたいことがある訳でもない。無理矢理のでっちあげ日記だ。だから、遅々として筆は進まない。もちろん、私は普段から鈴木邦男には批判的で、いつかは批判をせねばならないと思っていたので、モチーフはあったのだ。しかし、別に自分の中で鈴木邦男批判が熟していた訳ではないし、いざやるとなると、慎重に様々な資料と思考を用意する必要がある。そんな時間はいまさらない訳だし、そもそも私は鈴木邦男の本はほぼ全て処分してしまっていた! うううううううううん、しかし、この時点ですでに書き始めてから 3 時間ほど経過している。パソコンの前に座ってから 5 時間。昨日の悩み始めた頃からは 30 時間以上経過している。夜も明けて完全に朝になってきたし、暑さと疲労で頭はグネグネだし、なんでこんな事をやっているんだ! という荒みきった気持ちで、もう、ボロボロだ。で、強引に途中でうち切って、書くのを止めた。

 ……こんな日記、読んでる方も面白くないよね?

小川顕太郎 Original:2002-Jul-27;