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 Diary 2002・7月18日(THU.)

無料相談

 昨日の失敗を繰り返さないように、少し早めに烏丸御池の「市民生活センター」に行く。午後 2 時過ぎに着いたのだが、私は先着 15 名のうち 12 番目。危なかったかな? でもまあ、間に合ったのだからよい。1 時間ほど待たされて、無料法律相談を受ける。無料法律相談をやってくれるのは、そこにやってきている弁護士の人だ。時間は 20 分と決められている。私を担当してくれたのは、女性の弁護士の方。私は賃貸契約書と登記簿を提出し、手短に状況を説明して、聞きたい点を単刀直入に尋ねた。

 ……が、結論から言うと、あまり役に立たなかった。私が分かっている以上のことは分からず、尋ねたことに答えはなかった。それも仕方がないのかもしれない。こういった無料相談は、扱う案件の範囲が広いわりには時間が少なく、自分の専門(?)以外のことには、充分対応できないのだろう。私の場合も、20 分のうち、たぶん半分以上の時間は弁護士の人が六法全書をパラパラめくって「うーん」と唸っていたし、借地借家法の箇所を読んで、「ほら、ここにあたると思うんですね」と、そこを読み上げてくれたりしたのだが、借地借家法なんて、事前に読んで来ているってば! 結局、はっきりさせたかった事がほとんどはっきりしないまま、20 分が経過して相談は終了。「親元が倒産して関連会社が連鎖倒産という悲惨なパターンがよくありますが、今回のもそのパターンだと思うんですね。お気の毒さまです」という言葉で送り出された。うーん、気の毒がられてもなあ…。

 無料法律相談だからなのか、どうも通り一遍な感じだった。私が知りたいのは、法律がどうなっていようと、実際の現場ではどのように対応すればよいのか、という事だ。もっとはっきり言ってしまえば、どのようにゴネれば、有利に事をすすめられるのか? 有利に事をすすめるにしても、どこらへんが限界なのか? という事だ。このままでは、オパールの賃貸権の切れる来年以降にビルが売れた場合、保証金は返ってこないわ、新家主に新たに保証金を払わなければならないわで、とてもじゃないがやってられない。どこに新たな保証金を払う余裕があるというのか!

 うーん、闘いはまだまだ続く。

小川顕太郎 Original:2002-Jul-20;