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 Diary 2002・7月14日(SUN.)

今度はエレベーター
ですか

 カウンターにいるヤマネくん、タケダくん、はっさくさんなどを相手に、はたして家賃を払うべきか払わざるべきか? うまい法律の抜け穴はないのか? という以前に法律はどうなっているのん? などと言うことを喋りながら、私はずっとエレベーターの階数表示を睨んでいた。さっきからずっと 3 階に止まっていて、下から呼び出しがかかっているにも関わらず、ちっとも動かない。そもそも 3 階は空き部屋なので、エレベーターが止まること自体がおかしいのだが、それが動かないというのは変すぎる。だいたい、あまりにも長すぎないか? それに、下でずっと呼び出しているという事は、お客さんがオパールに来ようと思ってエレベーターを呼んでいるのではないのか?

「これはおかしい!」

 私はたまらず声をあげてしまった。その突然の私の発言に、おかしいのはあんたと違うか? という不審な目をヤマネくん達は投げかけたのだが、その時、非常扉がガチャガチャと鳴った。私は飛んでいって扉を開けた。やはり、お客さんが、エレベーターが動かないので、仕方なく階段で 6 階まであがってきたのだ! そこで、タケダくんとはっさくさんが様子を見に行って、やはりエレベーターが 3 階で動かなくなっているのを確認した後、管理会社に電話をしてくれた。私は、管理会社の人が来るのを待つと同時に、やってくるお客さんに事情説明をするために、1 階まで降りてエレベーターの前に立った。そこにやって来たのは、マツヤマさんだった。

「あれ? どうかしたの。」

 実は…エレベーターが故障してしまったんです。だから、まことに申し訳ないんですが、階段で上がってもらう事になります。

「ええー! ボクには無理だよ。ここ 10 年ぐらいで、4 階より上に階段であがったことなんてないんだから。」

 まあ、そう言わずに。お願いします。

「仕方ないなあ……。」

 と言って、マツヤマさんは階段を上って行った。どうもすいませんでした。

 結局、私が異変に気が付いてから、1 時間ほどしてエレベーターはなおった。その間に、オパールが受けた損害は、はかりしれない。どれほど多くのお客さんが、エレベーターの故障ゆえに来るのをあきらめた事か。釣り逃した魚は大きい、と言うが、ほんと大きすぎる。目眩がするくらいだ。

 それにしても、こんなボロビル、ほんとに競売で売れるのか?

小川顕太郎 Original:2002-Jul-9;