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 Diary 2002・7月13日(SAT.)

誰か教えて
くれませんか?

 さてオパールが入っているビルが裁判所に差し押さえられ、競売にかけられる事になったのだが、それに伴う得失を調べなくてはと思うものの、よく分からない。とりあえず、ヤマネくんのアドバイスに従って法務局に出向き、登記簿はとってきた。うーん、確かに差し押さえられている。根抵当権も何個か設定されている。しかし、これだけで何が分かるというものではない。

 そこで本屋に出向き、法律関係の本を何冊か立ち読みする。……さっぱり分からない。似たような本が山ほどあって、似たような事が山ほど書いてあるのだが、私の知りたい事はさっぱり分からない。とりあえず私の知りたい事は、保証金についてだ。裁判所の人や、こういった事例に多少の経験がある人の話によると、こういった場合、まず保証金は返ってこないという。それどころか、なかなか競売によってもビルが売れず、現在のオパールとビルとの契約関係(2 年ごとに更新)が切れた後に新しい家主が決定したとすると、オパールはその新しい家主に対してさらに保証金を払わなくてはならないというのだ。これはおかしい。

 裁判所の人が言うには、次に行う契約更新は、新家主に対しては無効となるので、新たに新家主と契約を結ぶ必要がある、とのことなのだが、だからと言って、この新家主に対しては無効の契約も、旧家主に対しては有効で、新家主が決まるまでは、旧家主に対して更新料や家賃は払わなくてはならないという。これはなんとも理不尽だ。返還の義務がある保証金を返さない家主に対して、なぜ家賃を払わなければならないのか? そのうえ、新家主に対しては無効になる契約更新をして、さらに家賃を払い続けなければならないのか?

 法律上の取り決めはどうにせよ、このような場合には一般的にどうする、という事があるはずだ。それが、知りたい。誰か教えてくれませんか?

小川顕太郎 Original:2002-Jul-15;