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 Diary 2002・1月3日(THU.)

カラオケ

 トモコの実家で昼頃に目覚め、ご飯をいただく。その際に、テレビで「東西寄席」を観る。いやー、いいね、やっぱり。寄席はいい。正月に観るなら、寄席が一番いい。ケーシー高峰とか、ナポレオンズとかね。中田カウス・ボタンとか、大木こだま・ひびきとか。全く変わっていないけれど、笑える。幸せな気分になりますね。

 調子に乗って、テーブルに置いてあった日経新聞なんか読んだりしましたが、思わず社説「春秋」を読んでしまって、愕然としました。酷すぎる。日経の「春秋」は、朝日の「天声人語」と並んで、その下らなさ・低劣さ・偽善性・幼稚さは有名なところですが、久しぶりに読むと、衝撃を受けるほど、酷いもんですね。ダメな文章の見本みたいなもので、良い所がひとつもない。驚きました。大介・花子を観て、気分を直す。

 夜は京都に帰ってきて、私の実家でお重に詰めて持って帰ってきたおせち料理を、オパールでスタッフとともに食べる。ショウヘイくんが都合で来られなかったので、すぐに連絡をとって呼べる人を呼ぶ。ベッチとユキエさん。みなでペロッとおせちを片づけた後、カラオケに行く。カラオケ…、そう、私とトモコにとって、生涯で 2 度目のカラオケだ。前回は、私が会社を辞める時の送別会の時で、さすがに断り切れずに渋々行ったのだが、今回は、なんと! 私自らが提案・率先してのカラオケ行きだ。何故か…というのは自分でもよく分からないが、まあ正月だし、普段と違った事をやりたかったのだろう、多分。

 カラオケでは、やはり普段から会社の付き合いでカラオケに行きまくっているベッチが、強かった。部屋に入った途端にさっそく曲をいれ、「痛快ウキウキ通り」を歌い始めた。次に強いのはオイシン。「はっはっは、今日はボクのルーツをみせますよ!!」と宣言し、チェッカーズ、ハウンド・ドッグ、トシちゃん、デビルマンの歌…と、非常に分かりやすい選曲でみなを納得させた。ワダくんは、大瀧詠一、井上陽水、ジュリー、など。ユキエさんは、渡辺美里とか、私には分からない歌手。ウエナカさんは渡哲也の「東京流れ者」。トモコは「上を向いて歩こう」「真っ赤な太陽」「悲しき願い」。そして私は、「我がよき友よ」「あの時君は若かった」「MY SWEET ROAD」…ときて、やけくそでオリジナル・ラブ、コレクターズ、ビートルズ、レイ・チャールズなど…。なんか、それぞれに分かりやすくて嫌ですね。

 しかし、あのカラオケのマイクというのは歌いにくい。変なエコーと変なかえりがあって。だから、最後にはマイクを捨てて、みんなで合唱しました。ワッツ・ゴーイング・オンとか。…かなり、アホですね。嗄れた声で、みなと別れの挨拶をしました。もう当分カラオケには行きたくありません。

小川顕太郎 Original:2002-Jan-5;