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 Diary 2002・2月22日(FRI.)

オリンピック

 現在オリンピックの真っ最中だとか。私は新聞を読んだりテレビを観たりしないし、そもそもオリンピックに何の興味もないので、知りませんでした。だいたいオパールでもオリンピックの話題なんて出ないのですが、本日マツヤマさんが口火を切ると、実はみなさんよくご存じなんですね、みんなウンウンと頷いて聞いたり、意見を差し挟んだりしている。ちょっと吃驚しました。

 それによると、欧米各国、特にアメリカの、アジア各国に対する横暴が目にあまるようですね。スケート競技で金メダルをとった日本の選手や韓国の選手が、いいがかりをつけられて失格にされたり、フィギアスケートでは露骨な依怙贔屓採点が行われたり、前回日本が金メダルを獲ったジャンプ競技は、ルールの変更がなされて日本人はちっとも勝てなくなったりとか。まあ、相変わらずですよね。そりゃ、腹立ちますよ。でもね、まああ、オリンピックなんてそんなもんじゃないですか。そもそも冬季オリンピック自体が、有色人種(はっきり言えば黒人)にメダルをとらせないために作られたものでしょう? オリンピックに公平さを求める事じたいが、無理なんですよ。

 今回は、あまりにも露骨な依怙贔屓が行われているので、ロシアや中国、韓国あたりが閉会式のボイコットをちらつかせているようですが、もう、参加しなかったらいいんですよ。参加した時点で負けでしょう。でも、日本はねえ、アメリカの属国だから、そういう訳にはいかないでしょうねえ…。

 んー、じゃあ、森善朗方式でいったらいいんじゃないですか。スピードスケートで後ろに向けてスタートするとか、フィギアスケートで能を舞うとか、演歌を歌うとか、ジャンプ競技でカミカゼアタックをするとか。とにかく絶対に真面目に競技に取り組まない、と。カメラがあれば必ずピースサインを出したり、何か訳の分からない事を言うとか。あるいは日本で勝手に各競技を採点して、メダルを出す、という番組とかをやればいいんじゃないですか。ビートたけしあたりにやらせて、「ガンバルマン」とか「風雲たけし城」みたいに、勝手にオリンピックを読み替えるとか。どうでしょう? いいと思うんだけどなあ。

 とはいえ、たとえそんな番組をやったとしても、私はあいかわらずテレビを観ないでしょうけれど。

 マツヤマさんに、「演歌の魂(こころ)を分かるには、土曜ワイド劇場の『京都殺人案内』を観なければダメだよ」と言われてしまいました。うーん、そうですか。しかし私はテレビを観ないのですが、うーん。

小川顕太郎 Original:2002-Feb-24;