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 Diary 2002・12月25日(WED.)

ハッピー
クリスマス2

 昨日の続き。でね、私はジョン・レノンやボブ・マーリーを持ち出して平和運動とかするのって、すごーくダサいと思うわけです。いや、別にやりたい人は勝手にやったらいいとは思いますが、私はそんなものに誘われても断りますよ、というだけで。え? 誘われたのかって? いや、別にそういう訳ではないんですけどね、えー、オオヤさんがどうも誘われている(?)ようなんですよ。まあ、それでも、喜んでオオヤさんがそういうのに取り組んでいるのなら、別に私は何も言わないですよ。でも、オオヤさんも「こんなダサいこと、やりたないんやー」と嫌がっている訳です。それじゃあ、辞めればいいじゃないか、と私なんかは思うわけです。「ダサい」「かっこわるい」というだけで、十分に辞める理由になる、と思うわけですが、オオヤさんはそこまで踏み切れないようです。一応その平和運動の趣旨、アメリカのイラク空爆に反対する、というのには賛成のようなので。うーん、しかし、そんな事をいったら、私だってアメリカのイラク空爆には反対ですよ。でも、その平和運動がやろうとしていること、署名を集めてアメリカ領事館に持っていく、という事をやったとしたって、その人達の虚栄心を満足させるぐらいの効果しかないでしょう。そういうのって、決定的にダメだと思うんですけどね。さらに、その運動にボブ・マーリーを持ち出すとなれば、ちょっと許し難い。とはいえ、私は、その運動に反対する署名を集めて、その事務所に持っていったりしないですけどね。

 で、オオヤさんはこう言うわけです。

「だから、ボクも提案したんや。そんなダサい事をやるぐらいやったら、署名と一緒に、凄くおいしいケーキを大量に持っていって、ハンガーストライキの逆で、そこで座り込んでひたすらケーキを食べ続ける、というのはどうかなって。そして警察に捕まったりして、マスコミに出たら、一言『もう、食べられません』と言うの。これには『アメリカは食えない奴だぜ』という意味が引っ掛けてある」

 うーん、それなら、面白いかも。

 ジョン・レノンやボブ・マーリーは、平和のメッセージを発していたからカッコイイんじゃなくて、本人達がかっこよかったから、彼らの平和のメッセージにも力があった、と私は思うんですけどね。だから、自分が「かっこよくない」と思うことは、なるたけやらない方がいいと思います。はい。

 むーん、昨日、今日と、クリスマスなのに、猛烈に暇だった。……アンハッピークリスマス。

小川顕太郎 Original:2002-Dec-27;