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 Diary 2002・8月22日(THU.)

ROMANZA
新装開店

 本日から ROMANZA が新装オープンした。まだ今のようにトレンディーな場所でなかった寺町に店をオープンしてから 8 年、マツヤマさんがオパールのサイトに投稿してから数年、演歌サバイバーズを始めてから 1 年足らずで、ROMANZA はお店を移転することになったわけだ。新しいお店のある場所は、御池通沿いの、河原町と木屋町のあいだ、「ミレニアム御池」というビルの 4 階。1 階、2 階がアイリッシュパブになっているビル、と言えば、分かる人もいるだろう。初日の営業が終了後、知人達が集まってささやかな祝いの宴が行われるということなので、我々オパール組も勢揃いでおしかけたのであった。

 広い。今までのロマンザより格段に広い。約 30 坪というから、オパールより広いことになる。広々とした店内に贅沢にものが配置され、さらに小なりとはいえベランダがあり、そこから御池通が臨めるようになっている。

 で、そこに見えるのが、謎のフランス人が作った(って、有名人でしたっけ?)噴水。マツヤマさん曰く、「この噴水がまたいいんだよ。昼間はこの噴水の音がよく聞こえて、気持ちいい。音のマイナスイオン、って感じで」。我々が行ったのはもう夜だったので噴水は止まっていたが、青いランプが点々とついていて、なかなかいい感じ。目をあげれば、東山の上に空は広く、そこに丸々とした月がくっきりと見えていて、ちょっとした絶景。手にした盃をグッと傾け、何か吟じようかと目を正面に据えれば、「さざんか亭」のネオンが目に飛び込んできた。…帰ろかなー、帰るのよそうかなー。

 ちなみに、我々は ROMANZA の新装祝いに、ROMANZA のマークをつけたチーズケーキを焼いていったのだが、ちょっと失敗して(マークの)顔のところが不鮮明になってしまった。がっくり。でも、マツヤマさんもハルヨちゃんも喜んでくれたようなので、良かった。おめでとうございます。

 ビールにワイン、日本酒をチャンポンで飲んで、すっかり酔っぱらってしまい、足下危うく ROMANZA をおいとまする。次は髪の毛をカットしにきます。

小川顕太郎 Original:2002-Aug-24;