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 Diary 2002・4月23日(TUE.)

カートの復活

 トモコが家を片付けていると、カートが出てきた。カートとは、イギリスに行った時に買ったハロッズの熊のぬいぐるみのことで、私はすっかり忘れていたが、以前は我が家の王子様として振る舞っていたものだった。

 なぜ「カート」という名前なのかというと、私とトモコがイギリスでその熊を購入し、さてなんという名前にしようかとホテルで色々相談していた時、日本にいる妹から電話がかかってきて、「ニルバーナのカート・コバーンが自分の頭を吹っ飛ばして自殺した」と告げたので、その事実に衝撃を受けた我々は、カート・コバーンにちなんで、「カート」と名付けたのであった。

 確かその日の数日後に、イギリスでホール(カート・コバーンの奥さんであるコートニー・ラブのバンド)のコンサートが予定されており、ニルバーナのファンでもあった我々は、冗談半分にホールのコンサートに行こうかと話しあっていた、ということもあり、衝撃はなかなかに大きかったのだ。とにかく、そのような因果な(?)名前を持つカートだが、いつのまにか冬眠に入り、我々の生活から消えていた。それが! 本当に何年ぶりかに、カートが復活したのだ。お帰りカート!

 …しかし、カートが冬眠していた何年かのうちに、我が家の状況はすっかり変わっていた。今ではポーが、カートにとっては何だかよく分からない赤いやつが、我が家をすっかり仕切るようになっていたのだ。我々としては、どちらも同じイギリスうまれであることだし、なんとか仲良くしてもらいたいのだが、なかなかうまくいかない。ポーとしても、自分が一番の古株で、ポーさんやアカポーを仕切っていると思っていたところに、いまさらもっと古株の奴が出てこられても、納得できない、という感じだろう。うーむ、難しい。

 そういう訳で、我が家はただいま大変な緊張感が張りつめているのです。

小川顕太郎 Original:2002-Apr-24;