京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 01 > 0922
 Diary 2001・9月22日(SAT.)

伊勢参りの後

 怒濤のような 2 日間を過ごした私とトモコは、夕方まで寝惚けてしまった。(多分、ショウヘイくんも寝惚けたことだろう)しかし、今日も仕事だ。今日はトモコが早番なので、慌てて先に出かけていった。その頃は店でワダくんが、来ないトモコを待ちながら一人で奮闘していた。

 私はぼんやりする頭を振りながら、日記の執筆にかかった。これがもーかったるい。書くことはいくらでもあるのだが、あんまり長くなるのもなんだし、私もしんどい。それで適当にはしょりながら、ゴロゴロして休憩しながら書いたのだが、それでも一日目の日記は 2 回に分け、けっきょく全 3 回の日記になってしまった。

 色々とはぶいた中で、是非書いておきたかったのが、神宮徴古館・神宮農業館・式年遷宮記念神宮美術館のことだ。これら 3 館は同じ場所に固まってある。なかなか面白い所なのに、我々以外誰もお客さんがいない。まあ、仕方ないといえば仕方のない面もあるのだが、私はなかなか気に入ったし、もったいないとも思うので、ちょっと書き足しておきます。

 なんとかお客さんに興味を持ってもらおう・楽しんでもらおうと考えてなのか、色々と工夫を凝らした解説が書いてあって、それが脱力ものでなかなかいい。例えば「平瓶(へいへい)」という昔の瓶が展示してあると、そこには「奈良の人はこれを持ってヘイヘイホー」とか書いてある。それとか巨大な筆や墨などが展示してあり、それだけならかなりカッコイイのだが、それに「奈良の大仏さま御用達」とか書いてある。

 農業館に行くと、確かに農具などに興味を持つ人は少ないだろうが、無理矢理興味をひこうと、クイズが書いてある。例えば柄振(えぶり)という農具が展示してあり、そこに「さてこれはなんという農具でしょう。次のみっつのうちから選んで下さい。1. えぶり 2. でい 3. はっぴい」というクイズがついている。そして、答えの所には「どうです。なかなか洒落た問題だったでしょう?」と自画自賛してある…。書いていて、さらに脱力してしまった。

 とにかく今日は、日記を書くだけで一日が暮れてしまいました。

小川顕太郎 Original:2001-Sep-24;