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 Diary 2001・9月15日(SAT.)

牛肉

 朝から雨が降ったり止んだり。部屋の中が暑いので窓を開けて涼んでいたら、突然雨が吹き込んできたりして大変だ。店の方も、この雨のせいなのか、火事になったり飛行機が突っ込んだりしてビルというものが忌避されているせいなのか、けっこう暇だ。

 常連さん達と喋る話題も、先日の全米同時多発テロ事件の事から他の事に徐々に移りつつある。うーん、実を言うと私は「日本で狂牛病がみつかった」という事件の方が、「方が」っていうと語弊があるかもしれませんが、大変な事なんじゃないか、と考えています。だって、少し前から全国の牛丼屋さんが牛丼の値段を大幅に下げたでしょう。ほぼ半額の 280 円って、安すぎる! 某ハンバーガー屋の 60 円、っていうのも安すぎるだろう。

 もちろん単純に、病気の恐れのある牛の肉を安くで輸入した、とか無茶苦茶な事を言っている訳ではありません。でも、なんかおかしいでしょう? おかしくないのかな? 私はなんか嫌な気持ちがするので、最近はずっと牛肉は忌避していたんだけれど、みんな案外気にしていないのね。私が冗談半分に、「安すぎる牛丼とかハンバーガーって、怪しいよ」と言えば、みんな吃驚したような顔をして「ああ!! そうや! しまったー! 調子に乗って食いまくってしまったあー!」とか言うので、こちらの方が驚いてしまいます。ふつうそういうふうに連想が働かないか? また、あんまり安すぎるものには警戒心が働かないか? それとも、私が考えすぎなのかなあ。

 最近はもっぱら豚肉を食べています。マツヤマさんによると、豚肉が一番からだにいいそうだ。豚が人間と一番体温が近いからだそうで、牛は高すぎ、鶏は低すぎるそうだ。なるほど。料理法としては、豚肉を前日から塩・胡椒・醤油でよく揉んで寝かせておき、ネギと小麦粉と胡麻油をまぜて蒸す、というのがお気に入りでよくやっています。凄くおいしい。おすすめです。

小川顕太郎 Original:2001-Sep-16;