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 Diary 2001・9月1日(SAT.)

太る

 店に行こうと駅で電車を待っていると、キドヨウイチ氏と会う。キド氏は昨日づけでそれまで勤めていた会社を辞め、新しい会社にうつるそうだ。

 そういえばキド氏は京都を代表するネオモッドのバンドのひとつ「ネイル・クリッパーズ」もちょっと前に脱退していたはず。今は何をしているのかと問えば、大阪のハードコアパンクのグループに入り、10 月の初ライブに向けて準備中、という。ネオモッドというのは、R & B じゃなくてパンクだからねえ、このキド氏の移行は納得できますな。

 それにしても大阪のバンドじゃあ、通うのも大変でしょう。新しい仕事はどうなんですか? 「それが、結構きつそうなんですよ。今までのように夕方で仕事が終わり、という訳にはいかなそうなんです。だからバンド活動も含めて、一気にきつくなりますね」。そんな…なんでそんなに厳しい選択をしたんですか? 「実は…見てもらったら分かると思うんですけど、ボク最近ブクブクと太ってきて…15 キロも太ったんです。だからちょっと自分を追い込んだら、痩せるかなあと思って…」。そ、そうだったのか。

 太ってきた、といえば、なんと言ってもハヤシくん…じゃなくてクラタニくんだろう。最初に会った頃は、ちょうどモッドからソウルボーイ(あるいはオールナイター)に変わった時で、まだ少しモッドの香りを残していたクラタニくんは、引き締まった身体でアクロバットなダンスを繰り広げていた。確かその時に「いやー、モッドのままなら年をとった時にきついですけど、ノーザンソウルはオヤジも聴いてますからね。安心です。イギリスでは太ったオヤジもノーザンで踊ってますから、年とっても太っても、安心、安心」と言っていたが、その通りに太ってきた。

 まあ、クラタニくんは自分の写真を指さしながら「ほら、パンパンに太っています」と言って笑いをとるぐらいだから、別に太っても構わないのだろう。うーん、それにしてもノーザンソウルでよかったねー。

小川顕太郎 Original:2001-Sep-2;