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 Diary 2001・10月24日(WED.)

GO

 大宮東映に『GO』を観にいく。これがまた、素晴らしい映画だった。在日朝鮮人の少年を主人公にした、彼の恋愛と友情とアイデンティティ模索の青春映画。と書けば、なんだか面白そうな反面、いたそうな感じもするだろうが、実際、冒頭のシーンを観た時、「しまったあ! これはイタイ映画かも!!」と頭を抱えかけたのだけれど、主人公を演じる窪塚洋介が走る、走る、走るところから圧倒的に映画の持つスピードにもっていかれ、山崎努、大竹しのぶ、柴咲コウ、山本太郎、細山田隆人と、次々に出てくる共演陣がみんな素晴らしく、これほど面白い映画だったとはー! と感動しながら 2 時間 2 分を駆け抜けたのでした。ネタばれを防ぐために、これ以上書けないのが残念ですが、強力にお薦めです。窪塚洋介めちゃかっこいい!

 マツヤマさんがイタリア旅行から帰国・来店。さすがイタリアの空港での警備体制は厳しく、機関銃を持った軍人達がウロウロしており、恐かったそうだ。この間のセスナ機の衝突事故、イタリアはテロとは関係ないと発表したが、どうも胡散臭い、という噂だしね。マツヤマさんはお土産にテレタビーズの、うーんとあれは何だ?、テレタビーズのラーラが懐中電灯になっていて、お腹の所にある電話のプッシュホンのようなボタンを押すと五月蠅く騒ぐ、というしろものを買ってきてくれた。有り難うございましたー。俳句も期待しておりますー。

 可能涼介から電話。『はじまりのことば』の四刷りが決まったそうだ。すごい。そんなに売れるとは…。まあ、それはさておき、可能は塾講師にでもなって「金持ちサラリーマン」を目指す! と息巻いている。そうだよね。我々はみな「金持ちサラリーマン」を目指さねば! って、私はサラリーマンではないんですがー。ま、甲斐性ってやつですね。うーん、頑張ろう! っと。

小川顕太郎 Original:2001-Oct-26;