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 Diary 2001・10月5日(FRI.)

時間はないが
暇である

 最近は店に入る時間が長くなった。それもあってか疲れも溜まり、家に帰っても寝るだけの生活になってしまっている。正確に言うと、レコードを聴いて、この日記を書くだけの生活だ。本がまったく読めないのが、困る。ババさんから「あ、それ貸してください」「それも貸して下さい」と借りまくった本が 10 冊ほど机の横に積み上げてあって、気が重くなる。いつになったら返せるのか。このような体たらくなのに、今日もババさんが読んでいた『タリバン・イスラム原理主義の戦死たち』アハメッド・ラシッド著(講談社)を、「あ、それ読み終わったら貸して下さい!」と頼んでしまった。大丈夫か。

 実はそれよりもヤバイのが、「書」である。とにかくこれも全くやる時間がない。無理にやっても、墨を擦りながら寝てしまうので、出来ない。筆を持つ所まで到達できないのだ。うーん。こんなんじゃあ、課題も提出できない。やりたい気持ち、やらなければマズイ気持ちが満々なのに、出来ないのはつらい。さらに、店にいても暇で、ボーっとしているのだから、さらにつらい。今日も開店直後に一組お客さんが来たのみで、2 時間ほど誰も来ず。あとはポツポツと来るだけなので、基本的に暇。待ち時間が多い。ああ! この時間で「書」が出来たら! と、真剣に思いました。

 店が忙しくて時間がないのなら、気持ちも納得するが、暇なのに時間がないのは、どうにも気持ちが悪い。納得いかん。まあ、でもそれが水商売っていうものなんでしょうがねー。

小川顕太郎 Original:2001-Oct-7;