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 Diary 2001・11月30日(FRI.)

追悼
ジョージ・ハリスン

 ジョージ・ハリスンが死んだ。店に来る前に本屋に寄って、雑誌を立ち読みしていると、ラジオで『WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS』が鳴りまくっていたので、そういえばジョージは余命 1 週間と報道されていたけれど、どうなったのだろう、と考えていたら、店であったオイシンに「店主! ジョージ・ハリスンが死にましたよ!」と言われ、衝撃を受けた。実は、衝撃を受けた事が自分でもちょっと驚きだった。私は小さい頃、熱心なビートルズファン、ジョン・レノンファンではあったけれど、特にジョージが好き、ということはなかったからだ。

 もちろん、ジョージの歌で好きなものはたくさんある。前述の『WHILE …』もそうだし、『SOMETHING』『TAXMAN』『MY SWEET ROAD』などなど。ソロアルバムの『ALL THINGS MUST PASS』は、一時期かなり愛聴した。さきほど、ジョージ追悼の意を込めて聴き直していたのだが、やはりこれは名盤だと思う。それにしても、ジョージの死でショックを受けるとは…。やはり、自分の中でビートルズは特別な存在なのかもしれない。レコスケはさぞかし悲しむだろうなあ。

 そういえば本日、ベッチが毛のフサフサと付いた、着ぐるみの人が履くような靴を履いて来ていたが、後から考えればあれは、ジョージのアルバム『DARKHORSE』の裏ジャケットで、ジョージが履いていた靴ではないか! そうか、ベッチもジョージの追悼を…気づかなくてすまん。

 そういう訳で、ジョージ追悼の続きで、『WHILE MY GUITAR GENTLY WEEPS』を聴くべく、ビートルズのホワイトアルバムをかけていたのだけれど…うーむ、やはり滅茶苦茶かっこいい!! 『DEAR PRUDENCE』『GLASS ONION』『HAPPINESS IS A WARM GUN』…全部ジョンの曲やんか!! すまんジョージ。

小川顕太郎 Original:2001-Nov-1;