京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2001・5月31日(THU.)

 一週間ぶりの休みだ。先週のような事にはなるまいぞ! と固く誓って目覚まし時計をお昼の 12 時にセットして、朝方に寝たのだが、やはり起きたのは夕方だった。それでも先週よりは 2 時間ほどはやい。よし! 出かけるぜ! と、いきりたったのだが、トモコが先週より 2 時間ほど準備に時間をかけたので、結局 19 時に家を出る。どっこもやってません。仕方なく、御飯を食べにいくことにする。

 京都はもう床の季節だ。今日はちょっと肌寒いが、床に行こう、床に。という事にあいなり、鴨川沿いに南に下る。木屋町松原をちょっとあがった所に、「ザ・リバー・オリエンタル」という木造 4 階立ての日本家屋を改造したレストランがあり、そこが床を出しているという事だったので、行ってみることにしたのだ。でも、ちょっと時間が早すぎるので、近くまで来たことだし、エフィッシュに寄って、お茶を飲む。コーヒーを一口飲んでホッとしていると、はやくも炭酸水を飲み干したトモコが「お腹が空いた、お腹が空いた、お腹が空いた。」と言うので、急いでコーヒーを飲み干し、「ザ・リバー・オリエンタル」に向かう。

 ひとり 6000 円のコースをオーダーし、グラスにワインが注がれるのをぼんやり見ていると、ウェイターの人が「もしかして、オパールの人ですか? 8 階にあるカフェの。」と言ってきたので、びっくりする。しまったー、顔がばれていたか。いや、別にいいんだけれど、自分のテーブルについてくれているウェイターの人が、自分のお店のお客さんだと思うと、なんとなく緊張します。でも「6 階です。」と、訂正だけはしておきました。

 床はやはり気持ちいい。浮浪者の人達が段ボールを持って次々と通過するのもいいかんじだ。「ザ・リバー・オリエンタル」は豪華な作りで、成り金気分が味わえる。これだけの店を維持するのは大変だろうなあ、と、そんな事ばかり考えてしまう。コース料理は、量が少なめ。でも最近めっきり食欲のおちた私にはちょうどだった。が、トモコはそういう訳にはいかない。「足らん、足らん、足らん。」と呟くので、帰り道に寄った「ブーガルーカフェ」で、パスタやソーセージを注文する。

 店長のアクツさんに「ホームページみましたよ! なんか寝てたようじゃないですか。」と言われる。わー、ばれてる。って、別に日記に書いたんだからいいんだけれど。今日はグラスワインを注文する。「ザ・リバー・オリエンタル」から通算で 4 杯のワインを飲んだことになり、撃沈。また寝てしまいました。

 帰り道に、自転車に乗った誰かとすれちがう。気にせずに歩いていたら、「お、おひさしぶりで〜す。」とカラクが自転車で引き返してきた。猪に追いかけられて逃げ切っただけのことはある、素早い行動だ。そういえばカラクも京大生だったはず。浅田彰は知っているのかな? 別にどうでもいいけど。「また友達と一緒に行きま〜す。」と言って、たちまち姿を消した。さすが猪に追いかけられて…・まだ、少し酔っています。

小川顕太郎 Original:2001-May-2;