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 Diary 2001・5月11日(FRI.)

ソウルサバイバーズ 511

 ソウルサバイバーズの毎回行われている「コラージュ」というクラブは、木屋町の某所経営というところで、木屋町ネットワークに支えられて営業しているためか、どうもクラブとして中途半端なところではある。

 京都で遊んでいる人に聞いても「コラージュ? ああ、あそこまだやってんの?」と問い返されることが多い。そんなコラージュが、最近とうとう某所から独立し、独立採算制になった。喜ばしいことだ。これでコラージュもクラブとして一人前、コラージュという名前だけでもお客さんを呼べるようになるだろう。夜遊びをする人達のクラビングリストに入ることだろう…。って、実は喜んでばかりもいられない。コラージュは今までその営業形態上、たとえお客さんが入らないイベントであっても、木屋町セレブリティ(?)が関係しているイベントは継続し、飲み屋関係の人々の溜り場と化していたのだが、独立採算制になったということは、その関係を断ち切る! ということだ。つまりこれからはお客さんの入らないイベントは辞めさせられる、最低でも 50 人以上はお客さんを入れなければ肩叩きの対象になる、ということなのだ。

 前回のソウルサバイバーズは 75 人入ったので、それぐらい入れば問題ない。しかし、前回のはいささかマジックだった気味がある。マジックはそうそう続かない。今回、ソウルサバイバーズの実力が問われるだろう。

 またしてもヒロキくんを助っ人に頼んでワダくんとともにオパールを任せ、私は 23 時半過ぎにコラージュに着く。…ガーン!! す、少ない!! これはちょっとマズイのでは…クラタニくんが飛んでくる。「いやあねえ、ちょっと少ないようにみえますが、実は開場と同時にイベントと関係のない団体さんが 20 人ほどやってきたんですよ。そしてお酒を飲んですぐに帰ったんですが、だからカウントは結構いいんです。もう 30 人を突破しています。」そ、そうかあ。あと 20 人。まあ、オパールから流れてくる人で 10 人はいるから、なんとかなるか、な…。

 実をいうと、ゲスト DJ のイズミくんもバイトの都合で来られず、DJ 陣もいささか寂しい。私も 2 回まわしたのだが、1 回目はかなりボロボロ…と書けば、さぞかし酷い、寒い、イベントだったと思うでしょう? ところが、さにあらず。ここでノーザンソウルの、オールナイターの底力が発揮されたのです。

 とりあえず前回に引き続き、私の 2 回目のプレイリストを書いておきます。

  • THE CHAMPIONWILLIE MITCHELL (HI LONDON)
  • YOU CONFUSE ME BABYTHE RAYONS (FORTE)
  • SLY GIRLDEREK MARTIN (TUBA)
  • BABY, WITHOUT YOUDANNY MONDAY (MODERN)
  • PER-SO-NAL-LYBOBBY PARIS (tetragrammaton)
  • COME ON TRAINDON THOMAS (DJM)
  • I CAN'T HELP LOVING YOUPAUL ANKA (RCA)
  • HAPPY GO LUCKY, METHE BOBBETTS (RCA)
  • SWEET, SWEET, LOVIN'THE PLATTERS (MUSICOR)
  • WHAT ABOUT THE MUSICBILLY HARNER (KAMA SUTRA)
  • DO WHAT YOU WANT TO DOTHE SUPERLATIVES (DYNAMICS)

DJ Kuratani

DJ Kuratani

 タクヤくんの若さ溢れるプレイ、ヒラノさんの堂々としたプレイ、イチモト & クラタニのソウルサバイバーズ組のソウルに満ちたプレイに煽られて、厳選された少数のソウリスト達の熱があがる。そしてなにより今回のキタアキくんのプレイは素晴らしかった! 前回、前々回とキタアキくんは何故だか元気がなく、少し心配していたのだけれど、今日は久々にキタアキくんらしい、圧倒的なプレイを聴かせてくれました。私も思わず、久々にアクロバットをしてしまいました。この、なんというか夜の終わりに向かって徐々に熱があがっていくオールナイタースタイルは、一度経験するとたまりませんね。最後はキタアキくんとクラタニくんのダブル DJ で、盛り上げる。いや、よかった、楽しかったです。

 結局動員数は 51 人。ぎ、ぎりぎりですなあ。

小川顕太郎 Original:2001-May-13;