京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 01 > 0612
 Diary 2001・6月12日(TUE.)

ゴーヤ

 本日のオパールの賄いは、ゴーヤチャンプルーである。ゴーヤはたまにサカエやフレスコなどのスーパーに並ぶので、みつけたら買うようにしている。昨日たまたまサカエに並んでいるのを発見したので、買って本日の賄いにしたのだ。

 ゴーヤと言えば、私が初めてトモコの家に遊びに行き、両親に紹介され、一緒に食卓を共にした時に出され、あまりの苦さに閉口した覚えがある。私がひとりでヒーヒー言っているのに、トモコと両親は平気な顔でパクパク食べ続け、さすがは鹿児島の人達だ、しかしこれを食べなければトモコの両親に悪印象を与えるかもしれない、と思いながら必死に食べたものだ。そのかいあってか、目出度くトモコと結婚する事もでき、今ではゴーヤをみるとなんだか親しみが湧いてきて、思わず買ってしまい、チャンプルーにする。そしてオパールの賄いになる、という訳だ。

 ところでショウヘイくんとヤマネくんとオーくんが先日沖縄に遊びに行ってきたのだが、その旅行のショウヘイくんからのお土産として、オパールには「ちんすこうショコラ」と「海の道」という泡盛がある。さらに今日はヤマネくんが「サーターアンダギー」と「ゴーヤ茶」と「ゴーヤかすていら」を持ってきてくれた。早速ゴーヤ茶を飲む。まったく苦くなく、美味。ショウヘイくんが言うには、沖縄で食べたゴーヤチャンプルーはちっとも苦くなかったそうだ。はて? 苦さを抜いているのだろうか? それでは別名「にがうり」とも言うゴーヤの良さがなくなるのではないだろうか。

 ゴーヤは別名「にがうり」とも言う。と思っていたら、ショウヘイくんは沖縄の野菜屋さんで、「ゴーヤ」と「にがうり」を違う箱で並べて売っているのを見たという。しかし二つの箱の中身のものは、同じにみえる。不思議に思ったが、時間がなくて尋ねる事が出来なかったそうだ。「ゴーヤ」と「にがうり」って、別のものなのか? それとも、「にがうり」に何らかの処置をほどこして苦さを抜いたものが「ゴーヤ」か? 謎は深まるばかりだ。

小川顕太郎 Original:2001-Jun-14;