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 Diary 2001・1月6日(SAT.)

真・仕事始め

 まだ幾分フラフラする頭を抱えて店に出る。皆に一日遅れて仕事始めだ。

 店に行くと、昨日クラタニくんが持ってきてくれた「近江代表銘菓 甲賀流忍術もなか」が置いてある。箱に、奮い立つようなカッコヨイ忍者の絵がついていて、箱を開けると、巻物の形をした最中がズラリと並んでいるというすぐれもの。さらに味もよい。最高だ。コータローくんとタケダくんも「これはうまい!」と保証。ハナコちゃんなどは、巻物を口にくわえて消えようとして失敗。修行をやり直す、と新年の誓いをたてていた。

 はっさくさん来店。正月中は九州の実家に帰っていたのだが、昨日京都に戻ってきたとのことで、お土産に「ゆずごしょう」と「手搾り かぼす果汁」をいただく。おまけに新潮文庫の応募券 17 枚もいただく。有り難うございました。

 可能涼介来店。前から探していた本『昭和に死す』松本健一著(新潮社)を、「そこの古本屋に 200 円で転がっていたから」と言って、くれる。ありがたい。この本は右翼の大物であったと言われる小沢開作、あのオザケンのおじいさん、について書かれているのだ。読むのが楽しみだ。多分今月中には出るはずの可能の新著が、出たらすぐに電話で知らせてくれるように頼んで別れる。昨今、マイナーな本は出たことも知らないままに消えていってしまうからね。

 アキラ 28 来店。自作の猿を奉納にくる。ショウヘイくんが受け取り、カウンターの棚に設置する。ますますゴチャゴチャしてきたカウンターの棚だ。アキラ 28 は名残惜しそうに帰っていった。

 カンベさん来店。ベロンベロンに酔っている。カンベさんが酔っぱらってオパールに来るのは珍しいので何事かと訊いてみると、友人の結婚披露パーティーがあったそうだ。なるほど。ベッチとババさんに絡もうとして、相手にされず、そのまま帰っていく。正月感が漂っている。

 最後に、ヨシコちゃんがニューヨークから来店。遠い距離を御苦労様。これもまた、年初っぽいですな。

小川顕太郎 Original:2001-Jan-8;