京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 01 > 0103
 Diary 2001・1月3日(WED.)

エクソシスト

 イオンシネマ久御山『エクソシスト(ディレクターズ・カット版)を観に行く。ヤマネくんに連れていって貰う予定だったのが、ヤマネくんが車を出せなくなり、急遽オーくんに車を出して貰って一緒に行くことになった。さらにトモコが調子を悪くして欠席。結局、私、ヤマネくん、オーくんの 3 人で久御山に向かう。

 地下鉄の竹田駅で二人に拾って貰ったのだが、U ターンラッシュで道が混みまくり、普段なら 15 分で行ける距離なのに、抜け道などを駆使しながら 1 時間 15 分ほどかかる。劇場に駆け込んだ時にはすでに予告編も終わっており、真っ黒の画面にタイトルカットが大きく写って正に映画が始まるところだった。我々 3 人は最前列で観る。

 私は怖い映画がダメなので、この映画も避けてきたもののひとつだ。が、今回観て思ったのは、なんだこれは怖い映画ではなかったのか、という事。どちらかと言えばカッコイイ映画だった。要するに悪魔祓いの映画なのだけれど、最初の北イラクの古代遺跡発掘シーンから始まって、ワシントンのジョージタウンの町並み、話題のスパイダーウォークを含むリンダ・ブレアの怪演、カソリック教会内部と悪魔祓いの様子、などカッコイイ、美しくさえある映像が続く。

 強いて言えば、悪魔に憑かれたリンダ・ブレアを医者達が「脳に障害があるに違いない」と言って、脊髄液を抜くなどさまざまな検査をするシーンが、無惨・陰惨で怖かった。悪魔はその存在が分かれば、御祓いの方法もある訳だしそれ程怖くないが、近代医学は大がかりになれば何をしているのか分からず、助かると思っていたらかえって身体をボロボロにされたりして実は怖い、という事か。

 帰りは「てっぱん屋」という所で、鉄板焼を食べ、家まで送って貰って、別れる。

小川顕太郎 Original:2001-Jan-5;