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 Diary 2001・2月17日(SAT.)

続・抜き書き日記

 昨日思い付いた「抜き書き日記」を、一日でやめるのはもったいないので、今日もやってみる。昨日よりは、純化・進化した形でやってみよう。

「声が違うし、喋り方も荒っぽかったので、ケンタロウさんじゃないと思いましたよ」「ごめんごめん、寝ぼけてたし」「おはようございまーす」「これは素人がよくやる間違いだな」「オイシンが心を入れ替えたって言うの、もう聞き飽きたわ」「あー」「席を移ってもいいですか?」「本を積み上げて支えの柱にするとか」「本を全部積み上げれば富士山の 7 倍の高さになる」「今日は誰か来た?」「お金持ちの男性っていうのは、美人の女性と同じことなのよ」「ありがとうございました」。

 あんまり面白くないですね。やめましょう。

 実を言うと、今日はなぜだか一日中気分が沈み気味だった。こうなると、普段なら気にせず流していることでも、いちいち気になって仕方がない。例えば、オイシンのいい加減で愚劣な受け答え。まあ、オイシンはアホタレだし、何も考えずに喋っているのは分かっている事なので、仕方がないといえば仕方がないし、普段なら聞き流すのだが、どうにも気になってイライラして困った。

 オイシンの愚劣な受け答えの代表的なものをあげると、「そりゃそうでしょう」「そんなものじゃないんですか」「なんじゃそりゃ」など。明らかにそこで交わされている会話の 10 分の 1 も理解していないのに、こういった間の手をいれる。なんのつもりなのか。普段は私も会話の流れを断たないために、単に無視しているのだが、ひっかかるともうダメだ。会話を続ける気が失せる。今日は 2 回ほど、思わず「どこがどう『そう』やねん?」「『そんなもの』で済ませていいことなんか?」と突っ込んでしまった。すると凄く頓珍漢なことを答えたり、何も答えられなかったりして、やはり何も分かっていなかったのだな、と再確認してしまい、よけい気分が落ち込んだ。

 少なくとも、この三つのセリフだけは以後オパールでは口にするのを禁じようかと思いながら、家路を辿った。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-19;