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 Diary 2001・2月5日(MON.)

様々なニュース

 私は普段から新聞も読まないし、テレビもみないので、世間で話題になっているニュースにうとい。それでも、お客さんや一緒に働いているスタッフが色々と教えてくれるので、まあよいか、と思っている。今日も色々と教えてもらった。

「ケンタロウさん、インドで大地震があって約 2 万 5 千人の人が死んだの知っていますか?」いや、知らん。

「やっぱり。じゃあ飛行機のニアミス事件は?」なにそれ? 初耳だ。

「うーん、じゃあ小学生二人組が放火と泥棒で捕まったのは?」とうぜん、知らん。

「凄いんですよ、この小学生。40 万円以上盗っているし、普段から近くの池の鯉を皆殺しにしたりして、暴れまわっていたそうですよ」ふーん、世の中いろいろあるんだねえ。

「そういえばニューヨークタイムスが、たけしの『BROTHER』を絶賛していましたよ。クリント・イーストウッドも賞賛のコメントを寄せていたようです」おお! それはいいニュースじゃないか。

「ワールドカップも揉めているんですよ、日本と韓国のあいだで。そもそもどういう風に大会を表記するかというところから始まっているんですが……」と、いった具合だ。

 その他にも、ババさんがほぼ毎日なんらかの雑誌を買ってきてオパールで読むので、それを貸してもらって読む。そこから情報を得る。今日は「キネ旬」だった。2000 年の映画のベスト 10 特集号で、邦画は阪本順治監督「顔」、洋画はクリント・イーストウッド監督「スペース・カウボーイ」が、それぞれ一位だった。「顔」に関しては、読者が選ぶベスト 10 でも一位だったし、「映画芸術」でも一位だった。凄いな。

 そしてこうやって得た情報をどうしているのか。転がすのですよ。他のお客さんが来たら、こういう。「そういえばインドで地震があったねえ」「去年の邦画のダントツ人気ナンバーワン、なにか知ってる?」

 そしてさらに、それを日記に書く。情報の有効活用だ。で、一日たてばほぼ全てを忘れる。おやすみなさい。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-7;