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 Diary 2001・2月3日(SAT.)

節分

 クラタニくん & リエちゃん来店。例の問題の「ソウルサバイバーズ」のフライヤーが出来上がったので、持ってきたのだ。しっかりと「T」が一文字多い。オイシンのバカたれが間違った通りに仕上がっている。

 そこにババさんもやってきて、何故オイシンは、わざわざ我々がチェックした後に、英語のスペルを変えたのか、という話になる。実を言うとこのフライヤーのデザインは、オイシンの作ってくるものがことごとく酷いので、みかねたババさんが簡単に下書きを書いてあげたのだが、オイシンはそれをなぞることだけには満足できず、自分らしさを出そうとして、スペルを間違えたのではないか、という説が出る。

 確かに、そのことによって、いかにもオイシンらしいフライヤーにはなっている。そこでババさんが一言。「デザイナーが、自分らしさを出そうとすると、碌な事にはならない、というのは鉄則です」。まあ、オイシンは単なる「自称デザイナー」であって、デザイナーではないけどね。

 ババさんに作ってもらったポスターを受け取り、クラタニくんとリエちゃんは、フライヤーの配布 & ポスター貼りに出かける。ちなみにクラタニくんは、数日前にバイクを盗られたそうだ。

 アキラ 28 来店。『愛のコリーダ 2000』を観てきた帰り。「凄かったです」と一言。でしょ?

 はっさくさん来店。今日は節分なので、壬生狂言に行ってきたという。人出が多く、1 時間以上も寒空の下で並ばされて、凍えてしまったそうだ。

 夜に、クラタニくんがもう一度やってくる。それをみて、その場にいたミツギちゃんが「あ、クラッチ、ひさしぶりいー」。クラッチ? 「そうそう、これからクラタニくんのことをそう呼ぼうと思って。DJ クラッチ」。DJ クラッチ? えらい弱そうやなあ。

 ところでクラタニくん、フライヤーの評判はどうだった? 「それがねえ、かなりイイんですよ。目もひきますし。それで問題のスペルの間違いですが、これもネタにするとねえ、みんな笑ってくれるし、盛り上がるんですよ。ほんまや間違ってる阿呆や阿呆や、と言って受けるんですよ」。ううん、それは良かった。のか?

 みんなで今年の恵方である南南東を向き、巻寿司を食べる。巻寿司を食べている間は喋ってはいけないので、お客さんが来たらどうしようと思って、少しドキドキした。

小川顕太郎 Original:2001-Feb-5;