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 Diary 2001・12月31日(MON.)

大晦日

 大晦日。昨年と違って今年は営業。私が店に行くと、すでにカウンターにはソウルサバイバーズのコンビが女の子を真ん中に挟んでとぐろを巻いており、ソウルと食べ物の話を延々としていた。その隣にはババさんとオモシロカオノスケさんがパソコンを挟んで談笑していた。奥の席にはシンちゃんやタカダくんが。そこそこの賑わい。大晦日という感じ。

 一銭洋食でバイトをしているナカムラくんが、差し入れに一銭洋食を持ってきてくれる。「今日の(一銭洋食販売)予定枚数は、3500 枚です!」と言う。うーん、さすが。

 vb さん来店。可能涼介来店。はっさくさん、ユキエさん、ベッチも来店。続々と皆が集まるなか、刻々と新年は近づいてくる。意外な人も来店。「こんにちはー、お久しぶりですー」と、成宮観音(現在は本名に戻しているが、失念)さん。2 年前に東京でお会いした時に、京都に来た際は…と宣伝しておいたのだが、その約束を果たしてくれた、という訳だ。映画のプロデューサーの方と、フランス人のアーティスト(?)の方と 3 人で来店。実は石橋義正監督と、「333」で待ち合わせていたらしいのだが、場所が分からず、オパールにとりあえず寄った、という事らしい。「年はここで越しますよ」と、プロデューサーの方は微笑んだ。

 で、その年越しだが、今年は通常営業のつもりだったので、別段普通にやり過ごそうと思っていたのだが、寸前になってトモコが、「えー!! 何かやりなさいよー。みなさんに御挨拶して、レコードでもかけたら」と言うので、あたふたとノーザンの 7 インチを鞄から取り出し、トモコが「あー、年越えた越えた」と電話で時報を聴きながら叫ぶのに追い立てられるようにプレイヤーの前まで走っていき、それまでかかっていた『ヘアスプレー』のサントラの音を消して、言った。

「みなさん、ただいま年を越しました。明けましておめでとうございます! 本年もよろしくお願いいたします。えー、では唐突ですが、新年を言祝ぎまして、私の大好きな曲をかけたいと思います。1 曲だけなので、どうか聴いてやってください。」

 と、THE YOUNGHEARTS 『A LITTLE TOGETHERNESS』をかけた。……ドッカーン!! ベッチがクルクルと回り、みながそれに合わせて熱狂的に踊り狂った…というのはかなり嘘で、お客さんの大半は呆れ、かつ引いていた。ま、こんなもんでしょう。無事に(?)年を越し、その後もシュウヘイくん達、マキさん達、などが来店。営業時間いっぱいまで店は賑わっていた。

 営業終了後、秘密の店内改装(?)を行う。が、ここでも恐るべき事態が…、もう新年そうそう験が悪いから書かないけれど、やれんよ。まったく、いつもこれだ。笑うしかない。ははは。笑う角に福来たれ、ちゅうねん。

 最後まで残っていたメンバー、 はっさくさん、可能、ショウヘイくん、トモコ、私、で、八坂さんまで初詣に行く。朝の 6 時だというのに、まだ凄い人出。スターバックスはオールナイト営業をしている。参拝の行き帰りに、ナカムラくんや成宮さんらと会う。ははは、おめでとうございます。

 八坂さんでは、商売繁盛と、日本国の安泰を祈願しました。

 みなさん、明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いいたします。

小川顕太郎 Original:2001-Dec-2;