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 Diary 2001・8月7日(TUE.)

まんが広場

 閉店後、片づけを終えて店の外に出、三条商店街のあたりまで下がってくると、そこら一帯がチカチカとしている。なんだこれは、と思い、三条商店街の入り口を見上げると、そこには巨大な看板がバチバチと輝いていた。「カラオケ広場」と「まんが広場」。確かに商店街の入り口の所に安っぽいホテルのフロントのようなものが出来ていた。

 今度は巨大カラオケ屋とまんが喫茶ですか。河原町通りといえば、いちおう京都の中心の通りのひとつ。それがこの間の「ネコぴょん」といい、今度のカラオケ & まんが喫茶といい、なんだか京都の地方都市化が急速に進んでいるような気がします。そのうち秘宝館でも出来るのではないだろうか。

 しかし考えてみれば、京都はもともと地方観光都市だ。田舎だ。大阪や神戸とは違う。と、兵庫県に住んでいた頃は思っていたはずなのに、京都に住むようになり、最近のメディア上の京都ブームもあって(?)、そういう感覚をすっかり忘れていた。うーむ、とはいえ、実際にこうやって京都に住んでしまうと、もう何がなんだか分かりません。田舎なのか、そうでないのか。京都人だけが知っているのか、そうでないのか。だいたい田舎とはなんなのか、都会とはなんなのか。

 私はなんとなく、都会=かっこいい店がたくさんあって、かっこいい人がたくさん居る、田舎=ヤンキーが主導権を握っている、という認識だったのだけれども、もう今やどこでも似たようなもんのような気がする。うーん、眠い。むりやり、日記を書いてみましたー。

小川顕太郎 Original:2001-Aug-8;