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 Diary 2001・4月2日(MON.)

岐阜県産

 お花見に行こうという話になる。お花見といえば、桜をみるのは当然だが、やはり、お酒を飲み、なにか食べるのだろう。さて、何を食べようか。オパール 3 周年の時は、オイシンに小豚を調達させたが、今回はそれを上回るものが望ましい。そこで、オイシンに生きたままの牛を調達させることにした。なんでもオイシンの故郷の岐阜では、道路を普通に牛が歩いているという。それをつかまえて、そのままその牛に乗って京都まで帰ってくればいいのだ。それにしても、牛がそこらへんに居るとは、岐阜は凄いところだなあ、オイシン。

「ええ、でも臭いんですよ。そこら中に牛が糞を落としまくるから」

 もしかして、道路は舗装されているの?

「あたりまえですよ! 岐阜をどんなに田舎だと思っているんですか!」

 田舎って…それより舗装されていたら、糞が大地にかえらないではないか。一体どう処理しているんや?

「さあー。ほったらかしですよ。だから臭いんですよ。雨が降ったら流されて綺麗になるんですよ。うん、そうそう、だから京都に来た時にビックリしたんですよ。みんな犬の糞をちゃんと処理している!! って」

あたりまえや。いくら京都が今や一地方都市だからって、もと都やからね。『礼』があるんや。ところで牛の他にはなんかいないの?

「えーと、あと猪が学校に乱入してきたりとかは、よくありましたねえ。それから鹿が校庭を凄い勢いで駆け抜けて、そのまま校舎に激突して気絶、とかありましたねえ」

 な、なんじゃそれ。

「あ、そうそう! ツチノコがいるんですよ!」

 ツチノコ? そんなもん居るわけないやろ。

「いや、結構みんな見てますよ。1 メートルくらい飛んだとか、よく聞きましたもん」

 あのなあ…。そういえば口裂け女も岐阜出身だったよな。岐阜にはいろいろ居るもんだなあ、オイシン。

「ウーン、そうですねえ。自分でも気付かなかったけど、色々と居ますねえ。凄いなあ」

 自分で言ってたら世話ない。オイシンがいるのが一番凄いやろが。

 というわけで、今週の木曜日にお花見決行。オイシンを燃やして、桜の肥やしにすることになりました。おわり。

小川顕太郎 Original:2001-Apr-4;