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 Diary 2000・9月8日(FRI.)

キタアキくん
&マイちゃん
の帰還

 本日は恒例のノーザンソウルダンスパーティー『ソウルサバイバーズ』@コラージュだが、今回もゲスト DJ が充実している。『ソウル虎の穴』誌主催で日本一のノーザンソウルコレクターとの令名も一部で高い葛原大二郎氏、同じく東京から若きソウルコレクターのイケダ氏。

 これだけでも凄いのだが、今回の目玉はイギリスで半年のノーザン修行を積んできたキタアキくんが帰国後初のプレイを披露する事だ。いやがうえにも期待は盛り上がる。そのキタアキくんが、イベントの前にオパールに寄ってくれた。

 幸か不幸かその時のオパールはお客さんゼロ。おかげでゆっくり話をする事ができた。キタアキくんは時差ボケのせいか、帰国後不眠症のような状態におちいっていて、ほぼ毎日の睡眠時間が 2 時間ほどだという。その時もしんどそうで、声にドスがきいていた。そのドスのきいた声で向こうの話を色々としてくれたのだけれど、やはりキタアキくんは、向こうのシーンではおじさんやおばさんなど年輩の人達が踊りまくっている、という所に憧憬があるらしく、なんとか日本でもそんな風にならないか、と頭を悩ませていた。

「そこで 20 年計画というのをたてようと思っているんです」とキタアキくん。なるほど、キタアキくん達がこれから 20 年間やり続ければ、みんな 40 代になっていて、おじさんおばさんの踊りまくるシーンが出来上がる。しかしそれにはみんなが飽きずに参加しつつ、新しく若い人達も次々と参入してこなければならない。そうでなければ単なるナツメロ大会になってしまう。ここが難しい。自分が好きだから、というだけではどうにもならない、何か物事をやる・創る時にはついてまわる深くてやっかいな問題がここにはある。

 とはいえ、日本のノーザンソウルシーンに関してそれが出来るのはキタアキくんしかいない訳だし、キタアキくんの今後の頑張りに期待したい。勿論、私も微力ながら協力できるところはやるつもりですが。

 イベントは、久々に盛り上がった『ソウルサバイバーズ』となった。これはキタアキくん & マイちゃん効果だな。特にマイちゃんのダンスが凄くなっていて吃驚。女の子の格好良いダンスステップってあんまり思い浮かばないのだけれど、なるほど! こうやって踊るのか! といった感じ。アクロバットまで取り入れて、凄く格好良いです。ダンスに興味のある方は、一見の価値あり。

 そうなのだ。やはりノーザンソウルシーンにはダンサーが不可欠。格好良いダンサーがいれば、自然と引っ張られてダンスにも熱が入る。私もキタアキくん & マイちゃんのいなかった半年間に、すっかり弛れてもうアクロバットなんてやり方忘れちゃったよお、てな感じだったのだが、今日はやりました。久々にアクロバット。でも、長い間やってなかったので身体が全然動かない! 反省しました。

 それと体力の低下? を感じた。もう疲れて疲れて、最後は意識が朦朧と。足も痛かったし。仕事を終えてから一晩中踊る、というのがキツクなってきているのか? まだ 30 歳だというのに。

 ああ、これ書いているのも辛い。仕事に行く前にもう一眠りしよう。んでは。

小川顕太郎 Original:2000-Sep-9;