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 Diary 2000・10月16日(MON.)

コーヒー豆を売り出す

 コーヒー豆を売り出すことにしました。現在オパールで「今月のコーヒー」として出しているものと同じ豆を売ります。

 この「今月のコーヒー」を納品してくれているのは、元パチャママ/現チェ・カフェのオオヤさんです。オオヤさんはパチャママ時代にコーヒーにはまり、六曜社のオサムさんの指導を得ながら、コーヒー道を邁進してきました。

 オオヤさんの焙煎するコーヒー豆は、オオヤさんの独特の人柄が反映された、独特のものです。ここで、「豆に人柄が反映されるのか?」「独特の人柄・独特のコーヒー豆ってどんなんや?」と問う人もいるでしょう。もちろん、コーヒー豆には人柄が反映されます。コーヒー豆に限らず、きちんと調理された食べ物・飲み物には、作った人の人柄が反映されます。というか、そこに現れているものを、作った人の人柄と呼ぶのです。オスカー・ワイルドが「文化は料理に依存する」と言ったのは、この意味でしょう。

 そして「独特の人柄・独特のコーヒー豆」とは、「独特」なものです。こと人柄と味に関しては、「独特」とは「独特」だからこそ「独特」なのであり、他との比較はあり得ません。真に独特な人柄や味は、強力な自同律に支えられています。つまりそれは「快楽」につながるのです。

 オパールの「独特」なる「今月のコーヒー」を、是非ご家庭でもお楽しみ下さい。今売っているのは、ブラジル・サントスの豆で 700 円/100 グラム。ぶあつい味のコーヒーが楽しめます。ちなみに最初の記念すべきお客様第一号はタカハシマキさんでした。

 お買いあげ有り難うございました!

小川顕太郎 Original:2000-Oct-17;