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 Diary 2000・11月25日(SAT.)

ギャンブラー錯誤

 なんとなく、昨日の話の続き。数学の得意な人間と、そうでない人間の違い、などについて。

 ギャンブラー錯誤、という有名な例がある。これは、例えばコインを投げて落ちたときの裏と表をあてるという賭けをした場合、裏裏裏裏裏裏裏となる場合と、裏表表裏表裏裏となる場合では、どちらの方が起こる確率が高いか、という話だ。答えはもちろん、どちらの起こる確率も同じ、なのだが、どうも全て裏ばかりが出続けるというのは確率が低そうな気がする、というのがギャンブラー錯誤である。

 私は昔、本でこの話を読んで非常に面白いと思い、記憶していた。しかし、それが錯誤だという事は頭で分かっているにもかかわらず、いざ自分がそういった賭けに臨んだ場合、どうも全てが裏ばかりというのは確率が低そうな気がしてならないのだ。

 例えば、上記の賭けを引き継いで私がやる場合、7 回続いて裏が出たあとで、さらに裏が出る方にお金を賭けるのは、躊躇すると思う。7 回も裏が続いたのだから、そろそろ表が出る、次は裏より表が出る確率の方が高そうだ、と思う気持ちをなかなか打ち消せないと思うのだ。しかし、7 回どころか 20 回裏が続けて出た後であろうと、次に裏が出る確率も表が出る確率も同じなのだ。こういった事を割り切れない私は、やはり数学的思考が弱いのだろうと思う。ちなみにヤマネくんは「確率においては過去は関係ないのだから、それまで続けて裏が何回出ていようと、そんな事は気にならない」という。なるほどねえ。

 そういえば本日は三島由紀夫の命日ですね。だからどうって事はないのだけれど。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-27;