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 Diary 2000・11月21日(TUE.)

買い物

 最近バーミックスを購入しました。それで毎日何を作っているかといえば、主にマヨネーズ。これが旨い! 市販されているマヨネーズとは全く味が違う。市販されているマヨネーズと違う点は、砂糖・酢を使っていないこと。酢を使わずにマヨネーズ? と思う方もおられるでしょうが、酢の代わりにレモン汁を入れてもオッケー。マヨネーズ風ドレッシング? まあ、なんにせよ凄くおいしい。最近は毎日トモコとともにボールいっぱいのサラダをたいらげております。

 ところで買い物と言えばアマゾンコムだが、相変わらずうまくいきません。ババさんやヤマネくんは快調のようで、毎日のように本が家に届くのだそうだ。うらやましい。そういえば私の家にもレコードが届いた。今回はなんとブートを買いました。ブート。要するに偽物。いや、つかまされたんじゃなくて、わざと買ったんですけどね。何でそんなものを買ったかというと、オリジナルは高すぎてとても買えないから、というより、一度ブートを買ってみたかったからです。どんなもんかと思いまして。

 レコードコレクター達はみんなブートに悩まされているようで、クラタニくんも外国から高い・レアなレコードを買っては、ブートかどうか悩み、ヒラノさんの所に持っていってみてもらったりしているようだが、それでも録音が悪いとか明らかな間違いがある場合以外は、なかなか断定できないそうだ。確かに、私が買ったブートも、こんなもんどこで見分けるの? ってな感じだ。大体オリジナルがレアで見たこともないのに、較べようがない。レコードに関する知識もないしね。私は録音さえそんなに悪くなければそれでいいんですが。

 ヒラノさんは言う。レコードを集めていたら、誰だって知らないうちに何枚かはブートを掴まされている。しかし、自分がそれに気付かなければそれでいいんだ。自分が考えに考え抜いて、それだけの価値があると判断して何万円も出して買ったのなら、そのレコードはそれだけの価値がある。つまり「ブートは精神力でオリジナルになる」、と。まったくその通りだろう。

 いやあ、買い物って奥が深いですね。

小川顕太郎 Original:2000-Nov-23;