京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 00 > 0525
 Diary 2000・5月25日(THU.)

100%ノーザンソウル5月

『100 %ノーザンソウル』というイベントは、もともと『ノーザンソウルだよ全員集合!』という名前だったのであり、ノーザンソウルファンの集いの場にしようと、極めて気軽にいい加減に発案されたものだった。

 だから開催日も木曜日と平日で、且つオールナイターではなく午後の 3 時まで、場所もウェラーズクラブという踊るには狭いぐらいの場所で行うことにしたのだ。宣伝もしない。そして 7 インチやオリジナルにこだわらず、LP ありブートありのなんでもあり、ノーザンソウルをネタにみんなで楽しく飲もう、ぐらいのものだったのだ。

 それが第一回、第二回と異常に盛り上がったことから少し路線が変わりはじめた。極めて真面目なノーザンソウルイベントへとシフトしはじめたのだ。今回もイズミくんをゲストに迎えたのだが、時間さえあえばイワブチくんも来るはずだったというから、そうなれば『ソウルサバイバーズ』とメンバーは一緒である。加えて延長につぐ延長で結局朝までイベントは続いたのだった。

 という訳で、疲れた。こちらも軽い気持ちで行っているから不意を付かれた感じで、このイベントは永遠に続くのではないかと、クラクラする頭で踊りながら考えたりした。これからどうなっていくのか『100 %ノーザンソウル』。

 しかしこういった成りゆきに最も困惑しているのが主催者のクラタニくんで、「こんなはずではなかった」としきりに首をひねっている。もともと「ソウルサバイバーズ」だって、キタアキくんに憧れて軽い気持ちで真似をしてみたのが始まりだったのだが、ヒラノさんの熱心な後押しによってコラージュのレギュラーイベントにまでなり、次回 6 月 30 日にはあの鈴木啓志をゲストに迎えるほどになったのだ。

 こうなればリーダーとしてクラタニくんも半端な事はしていられず、禄に食事もとらず電気も止められるという生活をしながら、高いノーザンソウルの 7 インチを買い続けるようになった。「こ、こんなはずではなかった。どーしてこんなことに…」と泣き笑いのような表情でビールを飲むクラタニくん。応援しています。

小川顕太郎 Original:2000-May-27;