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 Diary 2000・6月15日(THU.)

伏見稲荷

 伏見稲荷に行く。別に商売繁盛を祈願に行った訳ではないが、時間がぽっかりとあいたので、前から一度行ってみたいと思っていた伏見稲荷に行ってみることにしたのだ。

 何故時間がぽっかりとあいたのかと言うと、今日は東京でケブ・ダージとブッチが来てお皿をまわすので、それに行こうか行くまいか今朝まで悩んでいたのだけれど、結局行かない事にしたからだ。どうも最近、店のほうも家の方もごたごたしていて、わざわざ東京まで行く気力がわかなかった。残念だが仕方がない。で、伏見へ。

 着いたのはもう 19 時過ぎで、逢魔が時とでもいうのか、凄惨な色をした空を背景に建ち並ぶ千本鳥居を前にした時は身震いが来た。そしてそのまま約 2 時間かけて山めぐりをする。歩き始めてすぐにあたりは真っ暗になり、川のせせらぎや虫の声、自分達の足音ぐらいしか聴こえるものはない。いたる所に祠があり、光のなかに浮かぶお稲荷さん、つまり狐がいる。

 ご神体の岩や木の迫力が凄くて、しばしばトモコが立ち止まり、これ以上は近づけないという。突然、鳥居のかげから子供が現れたりして吃驚するが、ヤマネくんによるとこれは山の上に住んでいる子供らしい。なんにせよ普段の生活の中ではなかなかに得難い体験。また来ようと思う。

 その後は「100 %ノーザンソウル@ウェラーズクラブ」。東京での素晴らしいノーザンソウルナイトに思いを馳せながら、ダラーっと過ごす。クラタニくんは今日もタイガースが圧勝したので御機嫌だ。早めに家に帰り、寝る。

小川顕太郎 Original:2000-Jun-16;