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 Diary 2000・1月31日(MON.)

駸々堂潰れる

 今日はお休みだあ、優秀なスタッフにオパールを任せて、私は惰眠をむさぼるのだあ、とゴロゴロしていたら、その優秀なスタッフであるヒロキくんから電話。調子が悪いという。これはいけないと、オパールに飛んでいく。ヒロキくんはカウンターの中で顔面蒼白だった。とにかくすぐに帰って寝て貰うことにする。なんといってもヒロキくんはオパールを支えていますから、大事に大事を重ねないと。というわけで、本日のオパールは無能なる店主である私と、掴み所のない丁稚であるタイラによって営業することとなった。

 田舎のインテリア関係者とは僕等の事かああ!! と叫びながらエキスポ来店。新潟の誘拐事件を教えて貰う。ううん、知らんかった。私はいつもこうやってお客さんから世間での事件を教えて貰う。それがベストでしょう。だってテレビとか新聞とかはその醜さにおいてゴルゴンみたいなもんだから、直接見たら頭の中が石になってしまう。故にペルセウスに倣って、他人という鏡に写して見るのが最良かと。またしても勝手な事を言っております。

 買い物に出たついでに、可能が連載している「週刊読書人」を買いに駸々堂に行く。するとなぜだか閉まっていて、人だかりがしている。あれえ、さっきヤマネくんは駸々堂に寄ってからオパールに来たと言っていたのに…。入り口に貼ってある白い紙を読んでみると、破産申告をした、と書いてある。潰れてるやん! これは大事件だ。思わずオパールに電話してみなに知らす。ううん、これが人に事件を教える時の歓びか。それにしてもこんだけの土地、次に何が入るのだろう。マツヤマさん、ロマン座をここに移転してみてはいかがですか?

 ソバさんがワインを貢ぎ物として持ってきてくれる。ありがとうございます。オイシンはソバさんにお酒を奢って貰って調子にのっている。ついでにタイラから煙草を貰って、生まれて初めてのホープを吸う。「うわっ、きっつうう」と言ってよろけるオイシン。まぬけです。

 イワキリさん来店。もうすぐ台湾に行ってしまうイワキリさんは、タイラの友達である台湾の人から、向こうの事情を色々聞いていた。日本と台湾は正式な国交がないので、ビザとかなにかとややこしそうだ。気を付けて行って来て下さいね。

 いつも通り午前 2 時に店を閉めて、後かたづけをしていると、最近は仕事が激忙でオパールにも来れないババさんが登場。遅くまでお仕事ごくろうさまです。駸々堂が潰れたと聞いて、仕事の後にわざわざ見に来たのだそうだ。で、オパールにも顔を出してくれた、と。いや、やはりババさんが来ないとなんか物足りないんですよね。まだ仕事が終わっていないようなかんじで。随分久しぶりにババさんと喋ったような気持ち。あともう少しなんでお仕事頑張って下さい。

小川顕太郎 Original:2000-Feb-2;