京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

HOME > diary > 00 > 0123
 Diary 2000・1月23日(SUN.)

アンジー

 夕方に、お客さんの足が途絶えたのを見計らって、今日の賄いの食材を買いに出かける。いつもいつも素通りしようと努力するのだが、ついつい立ち止まって見てしまうのが、古本屋「キクオ書店」の道路に面した棚。今日も通り過ぎようと足を早めた途端、棚の色が青一色に変わっているのを目の端で捉えてしまい、立ち止まる。棚の大半が講談社学術文庫になっていたのだ。決して買うまいと誓いながら、一応チェックする。柄谷行人の「ヒューモアとしての唯物論」を購入。買ってるやないかあああ!

 反省を重ねながら歩いていくと、なぜだかヴァージンメガストアの中に立っていた。いかん、これはマズイ兆候だ。このままでは食材が買えなくなってしまう。しかしこのままここを出るのもなんかもったいないので、ちょっとだけ見てみよう。あ、そうそうディアンジェロの新しいやつがそろそろ出ているはずなので、それがあったら買おう。それ以外のものは絶対買わない。うん、買うもんか。うううん、ないなあ。まだ出てないのか。ま、良かった。これでお金を使わないで済むよ。おっ! アンジーストーンやん。これは…‥ディアンジェロの奥さんだし、まあ、ディアンジェロ買うみたいなもんだから買ってもいいかな。これだけこれだけ。ああっ! 「funk spectrum」の第二集やん! やっぱケブのやつは買わなきゃ駄目でしょう。ううん、もう買ってしまええ!

 おかげで賄い用には、サカエで値引きした牛肉を購入。サカエは夜になると値引きしまくるから好き。助かりました。コソコソ店に帰ると、ベッチがモバイルを買ってきていた。6 万円なり。いやあ、浪費王にはかないません。私ももっと買いまくればよかった、って冗談です。すいません。

小川顕太郎 Original:2000-Jan-24;