京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2000・1月19日(WED.)

改装計画始動

 オパールの改装の第一目的はキッチンの拡大である。なにしろ素人が何も分からぬまま闇雲に作ったものだから、オープンしてから 2 年間働いているうちに、厨房が狭いだけでなく、様々な不都合な点があることが分かってきた。

 で、厨房を拡大するわけだが、それに伴い冷蔵庫など厨房機器も買い足すことにした。業務用厨房機器メーカーのホシザキの人をオパールに呼び、エキスポも交えて相談する。ううん、高い! 冷蔵庫だけで 80 万円以上する。こんなもん、いきなり予算オーバーや。まあ、これは定価なので、いくらかは値引きするだろうが、どこまで引いてくれるか。こちらの希望は半額以下だけどね。さて。

 学研の出している女性誌「a-GIRL」の取材が来る。季刊誌で、去年の秋に出したばかりらしい。見本誌をみせてもらったが、とりあえずノーコメント。学研だからね。取材もなく、写真だけとって、アンケート用紙に記入して終わり。はは、どこかの取材みたい。

 ヤマネくんが、三条のスターバックスの隣にできた焼酎屋が気になるという。では様子を見に行きましょうか、とオパールが暇なのをいいことに、二人して出かける。店名を「嘉楽」といい、外からみると、酒を飲ますというより、なんだか居酒屋さんみたいだ。が、せっかく来たのだからと入店。やはり食べるところだった。「ケンタロウさん、お腹すいてます?」「いや、今さっき賄いを食べたばっかり」「がーん! 僕もダブル大盛りカレーライスを食べてきたばかりなんですよー!」がーん! つうわけで、「じゃこおろし」と「だし巻き」を注文、焼酎は「百年の孤独」をたのむ。なかなか旨い焼酎だ。ヤマネくんも満足そう。サッと飲み終えて会計をしてもらうと、二人で 5 千円! なにい! じゃあ、あの付きだし、一人 1200 円もしたのかあ。ちょっとショック。

 オパールに戻ると、カウンターでマツヤマさんが気炎をあげている。近頃の若者の携帯電話の使い方はなっとらん! 最低限のマナーさえ知らん、だから僕が教えてやるために、自分へのお年玉として携帯を買ったんだあああ、でも誰もかけてきてくれない、誰にも電話番号教えてないからだけど、エスプレッソ W をもう一杯、ああエスプレッソで酔ってきたよ、さすらいのラーメン屋「珍遊」、ね、でも「珍遊」は移転するたびに味が堕ちるんだよなあ。といった調子。マツヤマさん、ネタ満載じゃないですか。また暇ができたら投稿して下さいね。

 オオヤさんがコーヒー豆を納入に来る。年明け初めてだ。明けましておめでとうございます。本年もよろしくお願いします。

 オイシンが実はハムスターを飼っていることが判明。おお、アルジャーノン! これは「アルジャーノンに花束を」を読むしかないですな、チャーリー。ちなみにオイシンのアルジャーノンの名前は「ハムスケ」と言います。

小川顕太郎 Original:2000-Jan-21;