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 Diary 2000・1月6日(THU.)

クルージンはじめ

「御法度」を観にいく。松竹ピカデリーにて。場内ガラガラだ。映画の方はなかなか楽しめる。なんというか、いい意味で力の抜けまくった作品。ババさんと私は「老人力あふれる作品」と評価。「ブレアなんとか」とかいう若気の至り溢れる作品よりは、みんなもっとこういう作品を観にいくべきではないか。9 日には松田龍平も舞台挨拶に来るようだし、まだ観てない人はいってやって下さい。正月くらいお年寄りを大切にしよう!

 本日はクルージンはじめ。ミムラくんが仕事の関係で来られず、ヤタキチも風邪で弱っている。さらに、みんなまだ実家にでも帰っているのか、お客さんの数も少ない。雨も降っているしね。久しぶりにまったりとしたクルージンでした。でもそれでいいのだ。未だ正月気分が抜けきっていない我々としても、最初はゆっくり始めたい。というわけで、お酒は振る舞うわ、ぜんざいは振る舞うわ、ホワイト餃子は振る舞うわと、勝手に楽しみました。

 ところでこの「ホワイト餃子」というものをご存じだろうか。これは九州、滋賀、金沢の 3 カ所にしかないと言われる珍しい餃子で、形はどちらかというと丸く、大きめ、皮は厚い。そして調理法が変わっていて、焼いて煮て揚げる。もちもちとした食感。なぜ「ホワイト」というのか分からない。謎です。イシザキとヒロキくんが滋賀の長浜出身で、子供の頃から「ホワイト餃子」を食べて育ったので、私も彼等から教えられて知っていたのだが、九州のものと金沢のものは知らなかった。ところがマチデくんが金沢出身と聞いたので、「ホワイト餃子」を知っているかと尋ねたところ、「もちろんです」との事だったので、金沢から買ってきてもらうことになったのだ。イシザキも長浜から「ホワイト餃子」を買ってきて、突如クルージンは餃子対決の場と化したのだった。

 大きさは金沢のものの方がやや大きいが、味は普通の餃子に近い。長浜のものの方がもちもち感があって独特の味だ。みんなも大体そう感じたようで、どうやら軍配は長浜のホワイト餃子にあがったようだ。血の涙を流して悔しがるマチデくん。こうなれば是非とも九州のものも食べてみたい。だれか知りませんか?

 助っ人 DJ にホリベくんを呼んでなんとか恙なく終了したクルージン。今年もよろしくお願いします。

小川顕太郎 Original:2000-Jan-8;