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 Diary 2000・2月11日(FRI.)
改装 SPECIAL!
21 日リニューアル・オープンまであと 10 日

使える奴・使えない奴

 本日の目標は「映画のような一日」。これはどういう事か。「役柄」と「本人」の区別がない映画的世界=絶対的分身の世界を、自覚的に生きるという事であろうか。だとすれば、「弟子」という与えられた役柄に対する認識が甘く、しんどくなればいつでも「役柄」を降りられると考えている節のある「オイシン」などは、まずもって失格という事になるだろう。大体から毎朝遅刻してくる「弟子」などに何の価値があろうか? 私以外に叱る人がいないので分かりにくいかもしれないが、誰も何も言わなくても、「オイシン」の世界内における評価・価値は日々下がっているのだ。弟子オイシンには、自らのありかたに対する猛省を促す。

 まあ実際の所、使えない奴なんだわ、オイシンって。例えば今日もトラックから荷物を下ろすのに、トラックが河原町通りの反対側に止まったので、道路を渡って荷物を下ろしにみんなで行ったのだけれど、オイシンひとり道路を渡れなくて右往左往していて、その間に荷物を全部下ろし終わってしまったのだ。買い物に行かせれば違うものを大量に買ってくる、弁当を買いに行かせればひとつ持って帰ってくるのを忘れてくる。全く、使えない奴だ。

改装Photo それに較べて使える奴はベッチだ。今日は会社が休みという事で、朝の 9 時から手伝いに来てくれていたのだが、手先が器用なのに加えて仕事が丁寧。今日の仕事は P タイルを壁際に合うように切って、貼る、という、いささか難度の高い仕事なのだが、これを実に綺麗に仕上げていってくれる。私が不器用なもんだから、ヒロキくんひとりにほぼ頼っている状態だったので、ベッチの助っ人は本当に有り難かった。ベッチありがとう。ウエナカさん、ミツギちゃんも道具持参で手伝いに来てくれました。人数がいても、道具がなかったら仕事が出来ないので、助かりました。有り難うございます。

 仕事終了後、野暮用で私ひとり実家に帰る。だからその後、残りのメンバーでどのような恐ろしいことが行われたかは、私は知らない。

小川顕太郎 Original:2000-Feb-13;