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 Diary 2000・8月27日(SUN.)

マウスハント

 チェケさんが来店。大妖怪展に行った帰りだという。国書刊行会が出している鳥山石燕の『画図百鬼夜行』を購入していて、さすが! 羨ましい! と思う。

 ビールとワインを飲みながらチェケさんが言うには「『さくや 妖怪伝』を観に行こうかと思ってたんやけど、面倒くさくなってきた」。そこで私が「あれはババさんもダメだと言ってましたよ」と言うと、「そうか、ババくんがそういうなら相当やな。じゃあババくんの褒めていた『英雄の条件』の方にするかな。でもババくんもたまにとんでもないものを褒めるからなあ」とワインを啜る。「そうそう、そうなんですよ。ところでチェケさんは『マウスハント』を観ました?」

 そうなのだ。『マウスハント』。これはババさんとヤマネくん絶賛の作品。しかしドリームワークスの作品なので、私は自分には絶対に面白くないだろうと思っていたのだが、クリストファー・ウォーケンが出ているという所から、つい観てしまったのだ。

 結果は、面白くないを通り越してムチャクチャ腹がたった。トモコと二人で観たのだが、こんなに辛い経験は久しぶりだ。二人とも最初の 1 分程を過ぎたあたりから我慢に我慢を重ね、お互いを励ましあいながら観ていたのだけれど、途中でとうとう堪忍袋の緒が切れて、画面に向かって罵倒しまくり。「消せ! 消せ!」と絶叫するトモコを宥めながら、私はなんとか最後まで観たのだが、激しく疲労・消耗した。とにかく下らない・つまらない・腹がたつ。低劣で且つ、人をバカにしている。こんな映画を作った奴は許せないし、またこんな映画を楽しんで観ているような奴は早目にくたばったほうがいいと思う。

 と、いうような事をヤマネくんに告げると、「誰が観ろといったんですか!!!」と逆に怒鳴りかえされてしまった。「ケンタロウさんやトモコさんが楽しめる訳ないじゃないですか! なんで観たんですか!! ええ! なんで観たんですか!! ボクは自分の大事なものを踏みにじられた気持ちでいっぱいです!!!」と顔を真っ赤にして怒りまくる。すいません。観た我々が悪かったです。

 これを聞いていたタケダくんが、「どう聞いてもケンタロウさんの言っている事のほうがまともな気がする。面白くなさそう〜。」と言っていたが、けっきょく観た感想は「面白かったです!」。ババさんとも「ウォーケン最高!」と盛り上がっている。ついでにヒロキくんも「あの映画はいいね!」と言い出す始末。くそう、周りは敵だらけだ。そこでチェケさん。どうやら観ていないようなので、是非観て下さいと奨める。チェケさん曰く「今までの話を聞いていると、ボクは楽しめそうだなあ。」…そうなのだ。チェケさんは楽しめそう。ううむ、ま、ほんとはどうでもいいんですけどね。

小川顕太郎 Original:2000-Aug-29;