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 Diary 2000・8月23日(WED.)

カメワダタケシ

 雑誌『女性自身』が取材にくる。オパールもこの間は『夕刊フジ』に載ったし、少し前まで『オリーブ』『スプリング』等に載っていた事を考えると、最近はノリがベタになってきているのかもしれない。といっても、私自身は『女性自身』がどのような雑誌なのかまったく知らないのですが。

 印象に残った事をふたつ。ひとつ目は、取材に来た人が、オパールで出しているケーキやトリュフやビスコッティやアイスクリーム等が自家製である事に異様に吃驚していた事。そんなに吃驚する事だろうか。カフェ特集を担当しているからには他のカフェもまわってきているはずだが、そんなに自家製商品を使わないカフェばかり廻ってきたのだろうか。

 私はなんとなく「カフェ」というのは、自家製のケーキやアイスクリームなどを出しているイメージがあったので、そうでない「カフェ」がもしかしたらたくさんあるかもしれない、という可能性はちょっとばかし意外だった。いや、もちろんカフェは自家製のケーキを出すべきだ、などと言っているのではない。それはどっちだっていいのだが、我々が自分達でスイーツ類を作っているという事実に、吃驚された事が意外だったのだ。もしかして我々はそんなものを自ら作ってなさそうに見えるのか? ううん、いいのやら悪いのやら。

 ふたつ目。その取材に来てくれた人は東京の人なのだが、関西に来るたびにオパールに寄っていてくれていたらしく、もうオパールは 5 、6 度目だという。有り難い事だ。そしてその人が「オパールには文化人の人がよく来ていますよねえ」と言う。文化人? 誰の事だろうか。可能涼介?

 頭をひねっていると「私もこの間、ここでカメワダタケシさんに会いました」と言う。カメワダタケシ? 誰だろうか、その人は。名前は聞いた事がある。字は多分「亀和田武」だ。でも、どんな人だったか一向に思い出せない。誰? 後から来たタケダくん、マキさん等に訊いてみるが、みんな知らないという。ううううん、カメワダタケシって誰??

小川顕太郎 Original:2000-Aug-24;