京都三条 カフェ・オパール Cafe Opal:Home

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 Diary 2000・4月12日(WED.)

様々なる客層

 遅番でオパールに行くと、メイプルの形をしたクッキーが置いてある。アキラさんの友人でカナダに留学しており、カナダからオパールサイトの BBS に書き込みをしてくれていたYO君が帰国し、アキラさんと一緒に来店したのだ。クッキーはカナダ土産だ。ありがたくちょうだいする。

 着物を着た芸妓さんらしき人が、これまた着物姿の旦那さんらしき人と一緒に来店。この人は何日か前にも女友達らしき人と一緒に来店してくれた人だ。オパールにもごくたまにだが、芸妓っぽい人達がやって来る。この人達は自分達の事をちゃんと「うち」と言うし、注文の品を持っていくと、1 オクターブ程たかい声で「おおきにい」と言ってくれる。しかし着物姿の男性というのは初めてではないだろうか。あ、いや、ベッチが何度か着物で来ているか。

 スーツ姿のおじさん二人組も来店。こういった人達も、ほんとにごくたまにだがオパールにやってくる。片方はコーヒーを注文したが、もう片方がグラスワインを注文し、おつまみともども 5 杯もおかわりしてくれる。こういった人達は、たいてい席に座ったまま「おおい、チェック!」と言う。今回もそうだったので、伝票を持って席まで行き、「4400 円です」と告げると、ワインを飲んでいた方のおじさんが、「じゃあ、オレが 2400 円出すから、君は 2000 円ね」と片割れに言ったので驚いた。言われた方が「え、2000 円でいいの、悪いなあ」と素直に 2000 円出したので、もっと驚く。おじさんの世界では、なにか特別なきまりでもあるのだろうか。

 最後まで残っていたお客さんが、帰る時に私を指して「しいたけの嫌いな人ですか」とトモコに訊ねている。最近よく BBS に書き込んでくれるアキラ 28さんだった。学生さんらしい。ということはアキラ 28 の「28」とは何のことだろうか。年齢かと思っていたのだが。もしかして鉄人、か。謎である。

小川顕太郎 Original:2000-Apr-14;